フォト
2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 門出の時、すでに… | トップページ | ダジャレを言ったのは誰じゃっ!?  »

2014年1月19日 (日)

Perfumeのアンサンブル

 

ウィンドオーケストラの世界では今、アンサンブルコンテストのシーズン真っ最中で、

3月の全国大会に向けて、現在地方予選大会が開催されています。

ウチの娘が所属する吹部も2週間前に地区大会が行われ、

娘は先輩と同級生の4人編成でパーカッション部門に出場しました。

4人中1年生が3人ということであまり期待していなかったのですが、

顧問の先生と先輩の厳しくも熱い指導のおかげで、1年生も表現力ある演奏がだんだんできるようになって、

思いがけず地区大会を突破することができました。

そして昨日地元で県大会が開催され、ワタシも例のごとく、楽器運びのためお手伝いしてきましたが、

結果は、残念ながら健闘及ばず、東北大会出場枠には入れず娘たちのアンコンは終わりました。

 

アンサンブルとは、数人単位での少人数による演奏のことで、

コンテストにおいては通常、同じパートの楽器同士 (金管同士とか木管同士とか。) で演奏するものですが、

楽器の種類や人数は様々です。

そして通常の大編成による合奏と異なるのが、指揮者がいないこと。

だから演奏者は、曲の始まりのタイミングはもちろんのこと、曲中~曲の終わりの一音まで、

常に仲間と呼吸を合わせ、演奏を合わせていかなければなりません。

お互いにアイコンタクトしたり、体をスィングしてリズムをとったりして。

演奏のタイミングがずれれば音楽は濁ったものになってしまい、聴く人を酔わせることができません。

少人数でかつ、楽器の種類も一人ずつ違う場合も多く、演奏を 「ごまかせない」 アンサンブルでは、

その 「息を合わせ、心を一つに…」 ということがなおさら大切になってきます。

 

 

Perfumeの独特な振付けにおいて、3人のシンクロ度の高さは大きな魅力の一つですが、

じゃ なんでシンクロするといいのか… と改めて考えてみると、

動きがそろっていると美しいと感じるからで、 じゃ その美しさの根源ってなんなんだ… って想うと、

 

一つ一つ個々の動きがシンクロしていると、その個の集団全体が動いて見えてくる…、

 

つまり、個々の動きが一体化して増幅されて、全体がより大きな造形美に見えてくる… 

そういう事象に対して、人間の脳は 「美しい ⇒ 高揚する」 と感じるのかもしれませんね。

それを生身の人間の集団によって行われれば、なおさら感動するのでしょうね。

(ちょっと蛇足ですが、先日テレビでやっていた 「日体大の集団行動」 も素晴らしいものでしたよね。)

 

そしてPerfumeの振付けも、3人の振りがそろうことで、全体として一つの大きな造形美を感じているからだと思います。

たとえ、たった3人であっても そろっていると見る人を心地良くさせ、感動を与えるし、

大人数であっても、個々の動きがバラバラであると全体の造形が見えないので、美しさは感じないものだと… 思いますね。

 

さらに、いくらそろった動きでも、それが常に同じ方向にばかり向いていると、それは言わば体操のような… 盆踊りみたいな… 印象が強くなってきて、

目が慣れてくると感動のレベルが下がっていくように思いますが、

Perfumeの振付けがファンタスティックでアメージングで、見てて最後まで飽きないのは、

同じ動きをそろえているだけじゃない、からですよね。

一つの楽曲の中で、3人が同じ振りをピタッと合わせたかと思えば、

次の振りでは3人が違う方向に展開したりして、そこでまた違う造形美が表れるから、 なんだと思います。

 

同一の動きのシンクロによる、より大きく見せる造形美と、

違う方向への動きのシンクロによる、違う造形美への転換…

その組合せが、見る人の想像を超えてくるところが Perfumeの振付けの凄いところ、だと思います。

しかもそれは、歌の詞とか音にも呼応しているから、さらに増幅される… のだと。

 

端的な例を一つあげると、このltwのシーンのような…

  

   Uvs110612006

  

        Uvs140119002

 

しかも、Perfumeのシンクロは、

踊りながらアイコンタクトしたり、意識して合わせようとしているのではなく、

 

「長年一緒にやっていると、そろえようと思うとそろうんですよ!…」  だというのですから、

 

3人合わせて、大鏡の前で どれほど踊ってきたのでしょうか… ! ゚゚(´O`)°゚

   

          Pfm_scrt_msg_bhv

 

 

« 門出の時、すでに… | トップページ | ダジャレを言ったのは誰じゃっ!?  »

Perfume」カテゴリの記事

コメント

うんうん、そうなんですよね。
そういえば、今まであまり考えたことがなかったことでしたが、
気づかせていただきありがとうございます!!

確かに、Perfumeの振り付けって、最初はそのシンクロの高さに驚くわけですが、
ミュージカルのように、みんなが揃った動きをするのって、なぜか、人間は楽しいのですね。

だから、EXILEさんのようなパフォーマンスもすばらしいのだけど、でも、Perfumeのそれは
また違っていて、3人が別々の動きをしていても、2人が小芝居をしていても、
まるで手話のように、歌詞を動きで表現していても、ドームのステージのように、
3人が遠く離れていても、どの場合もすべて、3人は「シンクロ」しているのですね。

たった3人ですもんね。EXILEさんのパフォーマーでもなければ、ミュージカルのラインダンス
でもなければ、某国の巨大マスゲーム、でもないわけですからね。

それに、最近は声のシンクロ、つまり、ユニゾンの美しさも、よく指摘されてますよね。

東京で言い忘れたのですが、「Party Maker」の、少ない歌詞ながら、あのユニゾン(だと思う)の
美しさは、今までで最高なのではないかと、、、。

最近聴きなおして、あの光景と相まって(と言っても、あまりよく覚えていないのですが)、
その美しさに感動を新たにしております。


uncleさん、コメントありがとうございます。


不思議ですよね~。そろっているということが美しく感じ、そして楽しいんですよぇ。

Perfumeの場合はさらに感動するのですよ。

それは多分、そろえることを目的として踊っているのではなくて、

音楽を表現するのための手段として、全ての振付けに「意志」「物語」をもって臨んでいるからなんでしょうね。

そうそう、そこがまさにマスゲームとは違うのですよ。(ワタシも一度マスゲームと書いて消したのです。おんなじこと思ってました!)


それからボーカルのお話ですね… 一般にPerfumeってユニゾンって言われてきてますけど、

例えば Party Maker … サビの部分。


ユニゾンに聴こえますぅ?


実はワタシ4人に聴こえるんですよ! 4人のハーモニーに!

真ん中からあ~ちゃんとのっちのユニゾン、

左からのっちの低音パート、そして右からかしゆかの高音パートでハモってませんか?!!

だからね、余計に美しい歌なんですよ?! 


いやねぇ… JPNの頃の楽曲からですねぇ、ハーモニーをはっきりと入れてきているように感じるんですよねぇ…。

いや、実はもっと前の曲からもあったんですよ、ハーモニー。


この話、以前からずっとワタシの中で燻っていて、いつか書きたいと思っているんですけどね…。

最近の音楽雑誌インタビューでも、その答えが少し明かされてきているんですけどね。


コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1459735/54668871

この記事へのトラックバック一覧です: Perfumeのアンサンブル:

« 門出の時、すでに… | トップページ | ダジャレを言ったのは誰じゃっ!?  »