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« LEVEL3… このすばらしき世界を! ~3~ | トップページ | 1mm 単位で…  »

2013年10月14日 (月)

LEVEL3… このすばらしき世界を! ~フォー!~

 

ヒマを見つけては、「LEVEL3」 を聴いての感想文を少しづつ書いてきましたが、

いよいよ(やっと!)最終回を迎えられそうです。

終盤の楽曲もまた、聴き返すほどに、深い味わいが感じられてきます…。

 

……

 

M11. のサントゥール的な“金属音”の強い印象を残したままま、

続く  M12. Sleeping Beauty でも、イントロ後半部からず~っと金属的なサウンドが鳴り響きますね。

こういう同系の音色が続くので、ここでもまた一つながり感がある。

硬いですね。硬質なサウンドが続きます。

エレベースは抑揚がありながら全体的には抑えられていて、このあたりは、以前の 「べーべーベー…」 っていう、

割と平板な、「いかにも電気」 的なだけではなくなってきていますよね…。 なんか… 角が取れた感じがする…。

だから、硬質サウンドでもオッサンの耳に、痛くないのかも。

 

そして 一番の問題が…

 

なんで Sleeping Beauty やねん?!?

 

…っていうこと… ですよね?ww 

これが今作で一番の難問ですね。

 

う~ん……

 

ワタシ実は、10.02以降、他の方の記事とか、あまり読んでません。

(LEVEL3の感想文が完結したらじっくりと…、って思っています。)

雑誌なんかも、09.28の 「VOGUE」 を読んで以降、音楽雑誌とか買ってありますけど読んでません。本屋さんの袋に入ったままです。

なので、ひょっとしたら、この問題の答えってもうどこかに出ているのかもしれませんが、

だとしたら、ここで妄想してもめっちゃ笑いもんになっちゃいますね。ww

 

けどそこをあえて妄想しますっ!

 

…いや、でもですねぇ…

 

ワタシの妄想は、全然笑えない…!

むしろ泣きたくなっちゃった…

 

この曲はもしかしたら、「1mm」 よりも、そして 「DF」 よりも、厳しい歌かもしれない…。

 

 

中田さん、あなたからみて、Perfume3人の内面は、

そんなに辛そうに見えますか…? まだ必至にもがいていますか?

 

…でも確かに、

3人があんなに一生懸命笑顔で、メディアで音楽をアピールしたり、自分たちのパーソナリティをさらけ出したり、

あるいは、ワタシらファンが、

合ってるところもあれば、合ってないところもあると思いますが、

でも自分なりに、Perfumeの音楽に共感して、解釈を深め膨らませて、

こうしてネット上に発信していても、

 

でもやっぱり、広く一般には… 受け入れられていない。解ってくれない人が大半です。

 

もちろん、中田さん、あなたにとっては、世間的に 「売れる」 ことが自分の仕事の理念でないことは、

メディアを通して、ワタシらも知っています。

でもあの3人は、

 

どこかまだ、そういう状況に、迷って不安を抱えているのでしょうか…。

 

「茨の道」 と思っているのでしょうか…

まだまだ成し遂げられていない、と感じているのでしょうか…。

 

Sleeping Beauty… って、そういうことじゃないですか…?

だから、「Hah~……」 なんじゃないですか!……

 

でももう一つ、

 

きっと、最後に幸せが訪れるのは… キミたちだよ!… と、 (さすがに100年後では永すぎますが…)

そういう希望のメッセージも託されているのかもしれませんね…!

 

「LEVEL3」… 「1mm」… そして「Sleeping Beauty」… 

タイトルに込められた思いは、ワタシにはみな同じにみえます…。

 

 

…ということで、次は  M13. Spending all my time (Album-mix)  です。

 

まだまだ、強い信念の楽曲が続きます! このアルバムの終盤は、前半と同様ズッシリと迫ってきます。

 

0:44 の唐突な転調からは、シングルVer.とは全く違うブイブイと単調で強いベースが重厚で、

何かこう、ジワジワと押していく感があり、

シングルVer.の、あのドラマティックさや流麗さはないですね。

これはやはり、あのパフォーマンスを想定した、最先端の映像表現を引き立たせるためのアレンジなのでしょうね。

おそらく、

中田さんと真鍋さんは、このパフォーマンスの制作にあたって、直接ディスカッションを行うことはなかったと想像しますが、

それでこの素晴らしいアート作品が生み出されるわけですから、プロフェッショナル達がそれぞれの立場で、

最大限のワークを結集させると、こんなにも凄いものが生み出されるのだ、ということを目の当たりにさせてくれました。

 

そんな中、2:28からやってくる再度の転調で、

優しいベースに変わって、一気にフワ~っと重さから解放される感じがいいですね。

 

こういう、1曲の中にも、牙をむくようなギラッとしたアブなさがあったり、

キラキラした星々のような輝きがあったりと、これはもう、めくるめく音楽なのです。

 

この硬質で重厚な流れのまま、ついに 「LEVEL3」 は、エンディング曲 M14.  Dream Land  を迎えます…。

……

 

このアルバムリリース前に抱いていた、Dream Land に対する、

“壮大なファンタジー” というワタシの予想は… あっけなく打ち砕かれ、

最後の最後も、心をギューッ… と締め付けられる、深い楽曲でした……

 

のっちさん…

「映画音楽のような… 」 なんて、少し微笑みながら 言わないで…

その微笑みが、オッサンには辛い…

 

Perfumeとは……

夢の国なのか…

どれほど追い続けなければならない場所なのか…

 

現実のこの国は、

何かおかしくなってやしないか…

何かを見失ってやしないか…

あくせくあくせく、目先のものに振り回され過ぎてやしないか…

 

だから人々は、迷い悩んでいる。

そんな世の中にいて、

Perfumeの求める 「音楽郷」 には、

やはりまだ辿り着けていないのだろうか…

 

でも、

夢は夢であって、辿り着いた瞬間夢でなくなる。

迷いもがきながら、現実を一歩一歩踏み越えていくから光がさしてくるのであって、

辿り着いたと思ってもまたその先に光が続いている…。

 

だからまた明日、人は起き上がって前に一歩踏み出すことから始める…

そしてまた次の日も、

何度でも 何度でも 光に向かって…

ここから始めるんだ… 

……  

13曲のいろいろな歌、音、表現のうねりを越えながら、

この 「Dream Land」 に 「LEVEL3」 の世界が、メッセージが、全て凝縮されているように感じました…。

Perfumeが内包する1本の道筋が、アルバムを通して、ピーンと見事につながっていました。

 

もう圧巻でした…。

 

音楽で思いを伝えたい、その思いを感じ、

ワタシの心は、昨日と違うワタシになったような気がします。

 

 

……

 

 

テレビ番組で、笑顔で愛嬌をふりまくPerfumeは確かに可愛い…

けど、この 「LEVEL3」 の歌詞カードに写るPerfumeは、決して歯を見せてはいない。

こちらをグッと見つめたり、時に憂いの表情を浮かべたりする…。

そして最後は… 微かな微笑みでこちらに問いかけているような…

 

     Level3001_0001

             Level3001_0002

…そこに訴えるものがある。 強い念がある。

 

Perfumeの音楽の世界は、アルバムを手にして聴き込まなければいけないのだな…

 

…と、改めて感じたのでした……

 

………

 

以上、

LEVEL3感想文、だいぶ長くかかってしまいました。

 

ちょっと思い込みが過ぎた感もありますし、

力入り過ぎちゃったかもしれませんね。

でも感想文ですからね。 解説でも評論でもなんでもないんです。

そしてそんな記事を、

ここまで読んでくださった皆さま、本当にどうもありがとうございました。

 

次回からは、

いつものように、ワタシらしく、肩肘張らずに、「くだんね~」 ことを探求したりして、

またPerfumeを楽しんでいきたいと思っています。

 

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Perfume」カテゴリの記事

コメント

uncleです。

いやいや、私こそ、深く考えもせず、ちょっと頭をよぎったことを、いかにも理屈っぽく書かせて
いただいているだけでして、「Sleeping Beauty」も、おととさんの分析には感嘆なのです。

私なんぞ、ただ単に、中田さんって、どうしても、歌詞の少ない、インストっぽい曲を一曲入れないと
気が済まない方なのですね、って、思っただけでした。

でも、これは、歴代の着替え曲の仲間入りで決定でしょう。

「SAMT」に関しては、オリジナルのアレンジの方が、曲としては好きかな?

でも、曲中に「余白」がいっぱいできたことで、ドームでのライブの演出もまた楽しみですね。

「Dream Land」は、最初、ん?きゃりーにもこんな曲があった気が?と思い、
でも、これだけ、3人ののびやかな高音が続く曲も初めてなような気がして、
中田さん、あんたは小室か!と、突っ込みながら、でも、聴けば聴くほどしみじみと心に
迫ってくる曲ですなぁ~。

アンコールの大ラスは、これで、感動のフィナーレとみた!

「LEVEL3」のレヴューお疲れ様でございました。
少し前の時代なら、アルバムのライナーノーツとして、飯が喰える感想です!!

で、まだこの個性的で尖端のアルバムを聴きこんでいる最中に、
耳にしちゃいました、「都市伝説の女」の「Sweet Refrain」。

これまた、サクッと、こんな場所で、しっかり、Perfumeやっちゃってくれていて、
もう頭がうれしい混乱です。

次のシングルのBサイドあたりで来るんじゃろか?
そうなると、またしても、超名曲のBサイドだな、と、どんどん妄想が膨らんどります。

Perfumeが止まらないように、Perfumeファンにも休んでいる暇などないのだ!!

おととさま

チョットした不注意で薬指を剥離骨折して不自由なこと。
ようやく少し自由になって1からフォーまで全て読みました。

このアルバムほど繰り返し聴き込んだアルバムはありません。
いまだリピート中です。
もう僕は楽曲に対する感想はやめときます。
ただ聴き込むだけです。

ですがDREAMLANDだけは何というのかもの悲しさを感じます。
彼女達の行く末を暗示するような??
どうもDREAMの着く楽曲は考えさせられますね。

それと未来のミュージアムですが
界隈の音にウルサイブロガーさまのいわれる意味が解りました。
この楽曲とんでもない仕掛けが組み込まれていました。
それが、ある特定の低音振動です。
彼女達がスピーカーで聴くことを勧める意味も分かった気がします。

x68kです
私もまだまともに全曲聴いておりません。
でも、聴くたびに好きな曲が変わっていきます。
聴き込んでいくごとにいままでちょっと苦手な曲が
好きになったりしてきます。

全般を通して、クラブよりのカッコイイ曲が多くて満足です。
「振り返るといるよ・・・」は、やはりオカルト系の連想をしてしまいました。
「未来のミュージアム」は、パーッと世界が広がる感じでいいです。
MIXも「JPN」のMIXのやり方より、こちらの方が好きです。
12月のライブが楽しみです。

uncleさん、コメントありがとうございます。

レス遅くなりました。ごめんなさい。


Samt (Album-mix) は追加されたパートが、やはりあのパフォーマンスにフィットするように創られているんでしょうね。

ワタシも聴く分にはシングル版の方が好きかな…。 

ドームではあのパフォーマンス(更に発展される?!)で決まりでしょうね! 楽しみです。


DL、あ~… そうですね!、伸びやかなボーカルですね。

多分、フツーの方にはどの曲も同じように聴こえるんでしょうけど、実は違うんですよねぇ。

基本的には、一定の無機質な歌唱ですけど、でも曲ごとに微妙なトーンの違いがあるんですよねぇ。

この曲にはやはり強い思いを感じますね。

いやぁ、この曲でドーム大ラスですか! だとしたらもう、ワタシも咽び泣いてしまうかも…! いや~ヤバいな~…ww。


そして早くも「Sweet Refrain」!! ワタシもドラマのエンディングタイム、めっちゃ耳に集中してますよ!ww

これもいいですね~っ! ポップだしタイトルどおりの甘い感じ。

しかし中田さんってホント凄いですよね。もうこっち系に振ってきましたよ!

こらもう、LEVEL3後の創作でしょうね。 いやいや、どっちも良いのがPerfumeの楽しさ、ですね。


そうです、ファン休んでるヒマなどないのですが、ワタシちょっと乗り遅れ気味… (;´д`)…

neccoさま、コメントありがとうございます。

レス遅くなりました。ごめんなさい。


えっ?! 指骨折ですか!! それはそれは…災難でしたね。

だんだん歳をとると、ちょっとした「ぶつけ」でも剥離することってあるんですってね。ワタシも気を付けたいと思います。

ドームまでには治してくださいね! まぁ neccoさん若々しいから全然大丈夫でしょうけどね!


中田さんがPerfumeに書く「Dream」は、確かにグッと重い場合が多いですね。

それはPerfume3人の心の内を描いているからだと思いますね。

そういうところが深くて、自分に置き換えて考えさせられますよね。


未来のミュの音ですか?

シングル盤リリース時のインプレッションでワタシも書きましたが、

サビの「ミュー…」のところとかで鳴る、爆裂スーザフォンのことですか?

正直申しまして、ワタシが持っている、めんこい「音響君」では、腹の底に響くほどの低音までは鳴ってくれないので、

フルコンポを爆音で聴ける環境をお持ちの方が羨ましい限りですね。 いつか機会がありましたら聴かせてくださいね!

x69kさん、コメントありがとうございます。

レス遅くなりました。ごめんなさい。


LEVEL3、そろそろ聴き込まれましたか?

そう、Perfumeの音楽は、耳の意識の集中の仕方で劇的に印象が変わります。

最初違和感があっても、聴き込んでいけば自分なりの世界観が広がっていくと思いますよ。


振り返るといるのは、かしゆかの言うとおりで、自分なんじゃないでしょうか。

そして一番怖いのは、過去の自分なんでしょうね。

その自分を振り払って、また明日朝を迎えること… それが大切なことなんじゃないでしょうか。

オカルトにも深い戒めがあるものですね。

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