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2012年8月15日 (水)

いつもキミを想うよ

 

「秀でて歌がうまいとか、秀でてダンスがうまいとか、秀でてきれいとか、全然私はそういうのがないので……」 (『ROCKIN'ON JAPAN』 9月号より)

 

う~ん…、確かにそうかもしれない…。

歌のうまいシンガーは世界中にごまんといるし、

ダンスがうまいダンスユニットは世界中にあまたある。

ルックスのきれいなディーバなら日本にだって他に何十人もいる。

だから、あ~ちゃんの言うことは謙遜でもなんでもなく、

正直な思いだと思う。

 

でもだからこそ、

音楽性に独自色を出すために、

「必然的に」中田ヤスタカさんの音楽とめぐり会い、

その独創的な音楽を、MIKIKOさんは視覚で表現しようと独特の振付けを編み出してきたのだ、

とワタシは思っています。

そしてその覚悟の方向性を貫いてきたからこそ、今の「分かる人には分かる」立ち位置を獲得できたのだと思います。

 

でもだからといって、

他の誰かで同じことをやっても決して同じように成立するものではなく、

あ~ちゃんとかしゆかとのっちの声で歌って、

あ~ちゃんとかしゆかとのっちが踊って、

あ~ちゃんとかしゆかとのっちという人間が見せてくれる表情があるから、

それがPerfumeなのであり、世界に一つしかない音楽表現になったのだと思うし、

そこは偶然だったのかもしれません。

 

しかし、

それでもなお、

それはありきたりの音楽表現ではない、独創的な手法であったから、

ひとりの歌手として、アーティストとしては、

気持ちを抑えてきたきた部分も、実際のところあったはず。

特にあ~ちゃんの心の奥底には、今だってそういう思いがあると思います。

 

そして実は…、

ワタシは、

そういう「どこか満たされない」思いを秘めている姿が、

Perfumeの魅力の一つと思っています。

 

Perfumeを表現するために、

精密に創り込まれた世界にはまっていかなければならない……

時に、自分の意思と反するところにはめられていく……

堅い単語で言い換えれば、

 

「抑制」とか、「抑圧」とか、「拘束」………

 

人間誰だって、自分の好きなことを好きなようにして生きていけるのならそれは最高なこと。

でも人間は幸か不幸か、ひとりじゃ生きていけないから、

人や社会と関わり合って生きている。

そうすると必然的に、ワタシ達はどこか自分を抑えていかなければならない場面と対峙しなければならない…。

そういうことの繰り返しが日常だったりするわけです。

 

だから、だから…

Perfumeの「どこか閉じ込められているような」環境の中で必死にがんばる姿に、共感するのだと思います。

(こんなことを想っているのはワタシだけかもしれませんが、こういう部分にロックを感じるのです…。)

 

そして、そんな思いがワタシの中には以前からあるものですから、

 

ここからがワタシの今日の本題です。

 

 

「Spending all my time」のMV、見ました。

 

繰り返し見ましたが、

目頭がジワーッと熱くなって、もうどうしようもない!

 

特殊な能力を持ってしまったがために、

幽閉されてしまった3人。

この抑圧された世界が、

その憂いを帯びた表情が、

先ほど書いたワタシの以前から持っていたPerfumeに対する感情にオーバーラップしてきて、

 

もう悲しくて、せつなくて……!

 

なぜ、人は異端を排しようとするのか…?

なぜ理解しようとせずに、蓋をしてしまうのか…?

 

思いはつのって、

 

門戸を開け放って、

Perfumeを解放してあげたい!

あ~ちゃんの心の葛藤や、

世間のPerfumeに対する不理解から

解き放ってやりたい…

 

そんなことまで想ってしまいました。

 

 

監督は田中裕介さん、「Spring of life」からの続投ですね。

この方はこういった「抑圧感」「拘束感」のある世界観がお好きなのでしょうか?

ワタシ的には、この方の映像はかなり心の琴線に触れちゃってます。

 

そして音楽、

この「Spending Spending Spending all my time」や「So loving you loving Loving you forever」が延々と続くループと、

せつなさと心地良さが同居するシンセのリズムが、

MVの映像と見事にマッチしてすごく良いですね。MVと合わさってまた一段と良くなると思いました。

シンプルな詞と音のリピートに、逆に強い思いが感じられます。

 

そしてPerfume側が中田さんに「どうしても」って、お願いして加筆されたという日本語詞の部分、

「信じてる」、「いつもキミを想うよ」

もMVのシーンにドンピシャで合っていて、また涙を誘う感じですね。

3人の心の絆、Perfumeチームの絆を感じさせます。

そして日本語詞に拘ったPerfumeのファンへの誠実さが嬉しいですし、

そこをちゃんとフィットしてきたMV制作陣も、素晴らしいと思いました。

 

「ストーリーや駆け引きがあるわけでもなく、ただお互いの強い気持ちだけがある。」 (『WHAT's IN?』9月号より)

 

かしゆかのこの解釈が、今回のこの曲を「なるほど…」と納得させる決定的な一言だと思いました。

 

 

……

 

テレビでやれるわけないよなぁ…。

そりゃそうだ。

いまニッポンのキーステーションにあるのは歌番組だけで、

音楽番組をやってるところなんて、一個もないですからね…。

 

(あ、「題名のない音楽会」があったか!)

 

 

 

………

 

 

ちょっと今日は重苦しい展開になってしまいました。

なので、おしまいはこれで締めます……。

 

今回のリリース関連の音楽雑誌の中で、ワタシ的にいちばんだったのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱこれでしょう!!

 

 

Jpnn1_00071_2

こんなのもう、最初で最後でしょうよ!

しっかりと目に焼き付けましょ……

 

『WHAT's IN?』さんの写真が今回もまた№1でした。

 

 

 

ついでにもう1枚。 

 

Jpnn1_00081_3

フォーーーーーゥ!

 

 

………

 

 

 

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Perfume」カテゴリの記事

コメント

uncleです。

おととさん、酒田の吟遊詩人ですねぇ。
なにも、照れて、最後に無理にオチをつけなくっても、、。

昨日夜勤だった私はまだ手にしておりません。
多分今頃家に届いているはず。

おととさんの解釈、なろほどと、読ませていただきました。
抑圧の象徴なのですね。

私はあまり深読みというか、こじつけは好きではないのですが、単純に、
超能力少女たち=Perfumeの3人 
幽閉された一軒家=日本
だと思っていました。

類いまれな才能を持った少女たちなのに、閉鎖空間の中で、それぞれのスキルを
磨くだけの為に今まですべての時間を費やしてきた。
ということは、この才能を広く世界に広めねば!ということなのですが、
そうだとしたら、ガチャガチャやっていた南京錠が、最後、彼女たちの超能力によって、
パチッとはずれて、家の外に、不安げに、もしくは意気揚々と飛び出て行く、
というオチがあってほしかったかな、と思いますが、それじゃ、わかりやす過ぎで
興ざめですね。

でも、前作にしても、今回のにしても、無表情の、微妙に人間じゃない人間として3人を
描いていますね。
海外のファンはこれをみてどんな先入観を持つのでしょうか。
だからこそ、生身のライブで感動するのでしょうか。

いろいろ思うところがあるのですが、まずは、今日はとっとと帰って、
早く観たい!でも、一番楽しみなのは、「ポイント」かも。

そういえば、前にちょっと話題にさせていただいた、滋賀の本社にいる
24歳j女性のPerfumeファンから昨日久しぶりに電話がありまして、
大阪のサマソニに行くとのこと。彼女にとってはPerfume初ライブです。

ここ2回のセットリストを教えてあげて、期待感をあおっておきましたよ。
「MY COLOR」の振りができそうなので、たいそう喜んでおりました。
まずないけども、もし、「チョコディス」がリミックスだったらすぐ報告するように
言ってあります。

uncleさん、コメントありがとうございます。

って、地名言わないでっ! 人が見てるんだからっ! 恥ずかしいでしょうがっ。

ってもう遅いですね。仕方ないですね。

 
>類いまれな才能を持った少女たちなのに、閉鎖空間の中で……今まですべての時間を費やしてきた。

そうねそうね、その解釈賛成! そう思いましたよワタシも。

本文に書いたことはワタシの単なる感情であり理屈ではありません、ハハッ…。
 
でもって、なぜ超能力で鍵を開けないっ?!って普通思いますよね。 
 
そこまでのストーリー仕立てではないのかもしれませんが、
 
ならば、最後に3人が手をつないだらリンゴが落ちた…
 
とは、どういう意味なんでしょうね…。 そこがまだ思い浮かばないのです。

 
えっ?! Perfume初ライブがサマソニですか?! 24歳のうら若き女性が?!

なんという漢な……。大丈夫かな?

とりあえず、フェス慣れしている、もしくは柔道有段者、あるいはレスリングで吉田沙保里と対戦したことがある、

っていう方じゃない限り、前方には行かないように、と言っておいた方がいいかと思います。
 
 
ワタシのサマソニ参戦については……

実は、次の記事で書かなきゃならないことがありまして……

 

uncleです。

大変申し訳ございませんでした。
私の先のコメント削除してください。
考えが及ばず軽率でした。

今日通勤の車の中で大音量で聴いてきました。
大声で「おれは、やっぱり、Perfumeのことが大好きだぁぁぁ~!!!!」
と叫びました。

詳しくはまた次回。しばらくは反省の意味を込めて自粛。

おとと様

お久しぶりでございます。

おととさんは、相変わらず、私が逆立ちしても出てこないような良い記事を書かれています。


>「どこか満たされない」思いを秘めている姿が、Perfumeの魅力の一つ

おととさんの仰る通りでございます。


>Perfumeの「どこか閉じ込められているような」環境の中で必死にがんばる姿に、共感するのだと思います。こんなことを想っているのはワタシだけかもしれませんが、こういう部分にロックを感じるのです

またまた、おととさんの仰る通りでございます。

いつもご自分の感情を的確に言葉にされている、おととさんの記事に、感服いたします。

「Spending all my time]を聴く度に、私は切ない想いを感じていたのですが、おととさんの今回の記事を拝読して腑に落ちました。完全納得です←日本語っ大丈夫かっ


でも、やっぱり一番言いたかったことは最後の一文・・・

>フォーーーーーゥ!

↑これですよねっ

Perfumeは、何処まで行ってもひたすらカッコいいです←

uncleさん、ありがとうございます。

いえいえ、大丈夫。全然気にしてないですから!

どうかお気遣いなく!

次の記事書けば、申し訳ないですが、ここのコメントは過去のものに……フフッ
 
次の記事は、

「おれも、やっぱり、Perfumeのことが大好きだぁぁぁ~!!!!」……

shirakata様、コメントありがとうございます!

 
ときたまやって来て、ワタシの心臓をえぐり取るかのような鋭いコメントを投下してくるshirakataさんには、

いつもドキドキしますっ! うわ~~っ、来た~~っ! みたいな(笑)

でも今日はなんか、お優しい言葉ばっかり並べていただいて、ホロリとしそうになってしまいました。

読んでくださってホントにありがとうございます。

あぁ、最近shiratakaさんのビーハイブに行けてないですぅ… 申し訳ないですねぇ。(てか、ほとんどの方のところにも行ってない。)

shirakataさんの記事に出てくる、キモ~イ画像がワタシは大好きです! 

そして画像よりもさらにディープな記事…

ワタシもアナタの洞察力、観察力、膨大なPerfumeアーカイブズ、そしてコジツケ力…には、到底かないませんよ。

そしてなんといっても「キメぜりふ」があるじゃないですか!

素晴らしいブログ書く方、いつも読みにいきたくなる方って、大体キメぜりふ持ってるんですよね。

「ほら出たよ~! ハハッ」みたいなね(笑)。吉本新喜劇と同じです。

もうそれがうらやましいです。いわゆる「様式美」ってやつですね。

そういうところ、西脇あやかりたいですっ!

 
 
というわけで、お互い褒め合ったところで、

 
やっぱり最後はアナタに心臓えぐり取られたよっ!

そぉーう! のっちの美人さにびっくりしたのさ!

それが言いたかったのよ!!!

 
(で、UPしてから後で思いついちゃったんですけど、

 「見合い写真か?」って書きゃ良かったかなぁ…なんて)

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