アイデンティティ
突然ですが、(つっても前から思っていたんですけどね!)
Perfumeのこのロゴって、いいですよね。
テクノポップの音楽性をイメージした、ちょっとこう無機的というか、
ネオンサイン的というか、よくアメリカンなバーの壁に点いているような感じですよね。
でも丸みを帯びている文字なのでどことなくカワイさもあるし、
「u」のところ、これ多分顔なんでしょうね。棒が口で、両隣の「f」と「m」が髪の毛で、女の子のように見えます。
彼女たちのイメージに合っていますよね。
全体的にうまくつながっているし、先頭の「P」の字にインパクトがあって、
他にはない、ほんと良いロゴだなぁ、って思います。
Perfumeはロゴまで独創的です!
そして驚くことにこのロゴ、2004年の「モノクロームエフェクト」からすでに使われていたので、もう7年にもなるんですね。
初期の頃は名前を覚えてもらうためか、CDジャケットに大きくこのロゴが入っているものもありましたが、
「ポリリズム」の頃以降は、アーティスト写真のイメージ優先からか表面裏面には載せなくなりましたね。
それでも側面の背表紙(って言うんですかね?)のところには今も必ず入っていて、
アイデンティティが感じられて、なぜだか嬉しくなりますね。
なんでだろう?!
アイデンティティのあるものを所有することの「特別感」ということもあるし、
「あっ、また会えたね!」とか、「変わらないものに対する安心感」みたいなものが感じられるからかなぁ…。
分かってもらえますかねぇ? なかなか表現しづらいです。 (^-^;
あと、日本人って「記号性」があるものが好きですよね。基本、性格的にマジメで規則正しいので、
ロゴ=記号が好きなんですよ、多分。
よく、「同じ旗の下に集まった……」って表現するじゃないですか! それと似た感覚なんじゃないでしょうか。
気持ちをひとつにする、「連帯感」っていう意味合いもあるのでしょうね。
会社の社章とか、学校の校章なんかとも通じるものがあるんだと思います。
そしてね、
ワタシはこのPerfumeのロゴを見ただけで、ジーンと感動することがあるんですよ。
(ワッ! オッサンキモ~い! って言わないでね。)
なんでかって言うとね、
多分、条件反射的にこのシーンが甦るからなんですよ!
ご存じ「武道館」の本編最後の、「Puppy love」終わりのこのシーン。
曲の終わりに合わせて、バックにロゴがフワ~ッと浮かび上がるんですよね。
「Perfumeでした!」「ありがとうございました!」「また会いましょう!!」っていうメッセージが感じられる、
とても印象的なシーンですよね…(T_T)。
………
~今日のもうひとこと~
ワタシが若い頃聴いていたハードロック&ヘヴィーメタルなんかも、グループのロゴが必ずあって、
カッコよさとか、アーティスティックさを(過激さも)競ってたりしてましたね。
例えば、こんなのとか、
こんなのとかね…!
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uncleです。
あっ、Uの線、初めて気が付きました。
言われてみて、しげしげ眺めていると、うん、私もなんか、いとおしくなってきました。
メジャーデビューの時、ひらがな名から英語になって、それにいつの間にか、かっこいい
ロゴまでできていてびっくりした、なんていう3人の想い出話を聞いたことがありますが、
当時はこのロゴも、あまりに背伸びしたもので、ぜんぜんしっくりきていなかったのだと
思いますが、いまや、確かになくてはならないアイテムとなってますね。
私にとっては、筆記体(今の学校では教えないそうですね)で書かれた、カーペンターズや
Bをさかさまにした、アバ、ですかね。
ライブに行って、会場の前に、Perfumeのこのロゴがデカデカと書いてあるのを見ると、
さぁ、来たぞ!って感じになりますし、新潟の粉雪が舞うなかの
「Perfume JPNツアー」の看板を早く見たいですね。
投稿: uncle | 2011年11月12日 (土) 11時18分
uncleさん、コメントありがとうございます。
>筆記体(今の学校では教えないそうですね)
え~ッ! マジですか?!
ウチには中学生の子供がいながら、知りませんでした。_| ̄|○
ワタシらの頃は、あの筆記体がカッコ良くて、なんかオトナになった気がするから
一生懸命練習した記憶がありますが、ちょっと「ゆとり教育」が行き過ぎのような気がしますね。
そんなんで国際人が育つんでしょうかネ?(まぁ、元々学校教育に期待しない方が良いのかもしれませんが…)
>「Perfume JPNツアー」の看板を早く見たいですね。
ですね! クールでカッコいい看板を期待したいですね。あれも基本的には関さんのデザインで全国統一なんでしょうかね。
もしかして、看板って1枚しかなくて、チームと一緒に看板もツアーして回るんでしょうか!?
そうかもしれない……!
投稿: おとと | 2011年11月12日 (土) 22時27分
おとと様
ツアーの看板ってあまり見たことないのですが、あるんですか?
記憶ではPINO PRESENNT の看板しか見たことないです。
ちょっとぼくも考えてみます。できたらおくりますのでよろしくお願いします。
投稿: x68k | 2011年11月13日 (日) 07時59分
おととさま
言われてみればこのライン何でしょうか?顔?
これ関さんのアイデアでしょう。彼流の顔の表現かもしれません。
ネオンに見えるのは一筆書きで描こうとしているからでしょう。
しかしperfumeのアルバムの文字て彼のセンスが滲み出てますよね。
ちょっとCD調べてみたらすべて何処かに表記されてますね。
特に背の上面は必ず表記されてます。
ここで面白いことを発見しました。
ラブワだけ表紙にタイトル名が書かれているのです。
特に通常版は秀逸です。裏には彼女達の愛称まで記されているのです。
大ブレーク直後で、perfumeを知らない人も買うのでこの様にしたのでしようか。
ついにこっちに来ましたか。
HR、HM関係が。
80年代はそろそろ他のジャンルに移行していて聴かなくなっていました。
でもデフレパは良く聴きましたね。
彼らはクイーンやツェペリンなどのドラマチック性を継承してましたので。
それとLAメタルも聴きましたね。当時の勢いは凄まじかったですからね。
「音楽と人」の最後にももクロZの事が書いてありました。
彼女達ヘヴィメタの祭典ランドパークに出演してたようです。
これってperfumeもなし得なかった快挙でしょう。応援しちゃうな。
投稿: necco | 2011年11月13日 (日) 13時24分
x68k様、コメントありがとうございます。
>ツアーの看板ってあまり見たことないのですが…
「えっ? ないですか?」と思ってググってみたのですが、
確かに、「直二ツアー」の画像が見当たらないですね。
(「GAMEツアー」はライブハウスツアーだったので、看板まではなかったものと思いますが、)
「武道館」「代々木DDD」「東京ドーム」はあったんですよ。
ワタシPerfumeライブは東京ドームデビューだったので、てっきりあるものと思っていましたが、
ツアーの場合は会場が様々で、付けられない所もあるかもしれないので作らないのでしょうか?
だとしたらちょっと寂しいですが……。
でも、だったら創っちゃましょうよ!妄想で! x68kさん、おしごとです!
(できれば、で結構ですよ!)
投稿: おとと | 2011年11月13日 (日) 19時29分
neccoさま、コメントありがとうございます。
ワタシPerfumeの「u」って、顔だとばっかり思っていたのですが、
もしかして違ってたんでしょうか?! 確かに目鼻はないですけどね。
まいいか、ワタシは顔ということにしておきます。
>ラブワだけ表紙にタイトル名が…
ホントだっ! 東京インディーズ以降のシングルでは「ラブワ」だけですね!
これ「PerfumeカルトQ」に絶対出ますね(笑)!
……
ももくろZ、ワタシ正直今まではテレビでの姿しか知りませんでしたが、
neccoさんが注目しているとあらば、「見ないわけにはいかんでしょう!。食わず嫌いはいけません!」と思い、
今日Perfumeの動画を見ずに、約1時間半ほどガーッとももくろZの動画を漁ってみました。
わずかな時間ですので多くを語る資格はありませんが、
このグループもライブを体感するとハマるタイプのようですね。アブナイですね!
とにかく振り切り度が凄い、全力度が他と段違い、本気でお客に元気とHAPPYを与えようとしている、と感じました。
投稿: おとと | 2011年11月13日 (日) 22時24分